同じサイトなのに、見え方が違う
「サイトが崩れてます」と連絡が来たので開いてみたら、自分の画面ではまったく正常——修正の仕事を始めると、最初の月に必ずこれを経験します。嘘をつかれているわけではありません。あなたとクライアントは、違う環境で同じサイトを見ているのです。
見え方を変える要素は、大きく3つあります。
1. 機械の種類(OS)
パソコンやスマホを動かしている基本ソフトをOSと呼びます(パソコンならWindowsやMac、スマホならiPhoneのiOSやAndroid)。OSが違うと、入っている文字の書体(フォント)が違うため、同じ文章でも太さや幅が変わり、行の折り返し位置がズレることがあります。
2. ブラウザの種類
同じパソコンでも、ChromeとSafariとEdgeでは、ページの解釈に細かな癖の違いがあります。ほとんどは同じに見えますが、凝ったデザインほど「Safariだけ角が丸くならない」のような差が出ます。
3. 画面の大きさ
パソコンの横長画面とスマホの縦長画面では、そもそも並べ方を変えて表示しています(横に3つ並んでいたものを、スマホでは縦に積む、など)。並べ替えの設定にミスがあると、片方の画面サイズでだけ崩れる——「スマホでだけ崩れてます」はたいていこれです。
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