ディレクターの成果物の半分は「文面」
ディレクターがクライアントや制作者に届けるものの半分は、メールやチャットの文面です。どれだけ段取りが正しくても、文面が分かりにくければ案件は混乱します。逆に、型に沿った文面は書く時間を短縮し、相手の読む時間も短縮します。
そもそも「報連相」とは
報告・連絡・相談の頭文字を取った言葉で、仕事のコミュニケーションの基本3点セットとしてよく使われます。似ているようで、役割がそれぞれ違います。
- 報告:頼まれたこと・任されたことの経過や結果を、依頼した人に伝える(例: 進捗どうなった?への答え)
- 連絡:決まったこと・変わったことの事実を、影響を受ける関係者に知らせる(例: 公開日が延期になった)
- 相談:自分では決めきれないことについて、判断や助言をもらう(例: 2案あるがどちらにすべきか)
3つを区別する意味は、どれなのかで書き方と宛先が変わるからです。報告は依頼主に結論から、連絡は関係者全員に事実を、相談は判断できる人に選択肢を。以下、それぞれの型を見ていきます。
報告:「結論→詳細→次のアクション」
報告は結論から書きます。読み手が最初の1行で状況を把握できるのが良い報告です。
- NG:「先週からコーダーと調整していた件ですが、素材の解像度の問題があり、その後クライアントに再支給を依頼して…(結論が最後)」
- OK:
「【報告】バナー修正の進捗です。
結論: 予定どおり7/18に公開できる見込みです。
経緯: 一時、画像解像度の問題がありましたが、クライアントから再支給を受け解決済みです。
次のアクション: 7/16に検収を実施します」
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