ディレ検

曖昧な依頼を具体化する質問力

この章のねらい:曖昧な修正依頼に対して適切な確認質問を組み立て、現状調査で影響範囲を見立てたうえで、認識のズレがない状態まで要件を具体化できる。

依頼は必ず「曖昧」で届く

クライアントは制作の専門家ではありません。「いい感じに直して」「もっと目立たせて」「古い情報を新しくして」——依頼はほぼ必ず曖昧な状態で届きます。曖昧なまま作業を始めると、完成後に「思っていたのと違う」と言われ、手戻りが発生します。手戻りは制作者の時間を奪い、納期を遅らせ、信頼を損なう三重の損失です。

要件整理の5点セット

どんな修正依頼でも、次の5点が埋まるまでは作業を始めてはいけません。

  1. 対象:どのページ(URL)の、どの箇所か
  2. 内容:現状をどう変えるのか(Before/After)
  3. 素材:新しいテキスト・画像・データは誰がいつ用意するのか
  4. 期限:いつまでに公開が必要か。その期限の理由は何か
  5. 背景:なぜこの修正をしたいのか(目的)

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